車両基地公開イベントの写真で気をつけたい5つのポイント

「秋」ということで車両基地公開イベントが盛んに開催されています。

残念な写真にならないよう「車両基地公開イベントの写真で気をつけたい5つのポイント」をまとめてみました。

ポイント1:ブレないように気をつけよう

車両基地の公開イベントでは屋内で写真を撮ることも多いと思います。屋内はとても暗く、シャッタースピードが遅くなります。手ぶれをしないように気をつけて撮りましょう。スナップ写真気味に撮ると、割と構図や構えとかも雑になりがちですが、あとで後悔します。

また、ヘッドマークのアップなど望遠を使うとよりブレやすいので気をつけましょう。

ぶれてしまった写真の例(シャッタースピード 1/25秒)

<対策のポイント>

・シャッタースピードを上げ(ただ感度は上げすぎない)手ブレを防ぐ

・ブレないようにしっかりカメラを持つ

・スナップ写真気味になるが、1枚1枚丁寧に撮る。

 

ポイント2:被写体に人が写り込まないよう我慢強く待とう

車両基地公開イベントはとても人が多く、多くのイベントは「子供が主役」のイベントです。

子供はもちろん、他の人が写り込まないように撮るのは大変ですが、目立つ位置に入らないようにすることは、「少し待つ」ことをすれば出来るケースも少なくありません。

人が写りこんでしまった例

<対策のポイント>

・「少し待つ」というゆとりを持って、人の切れ間を待つ

・イベント開始直後や終了直前を狙う

 

ポイント3:面トップになりすぎないように気をつけよう

作例①

作例①

作例②

作例②

2枚の写真を見比べてみましょう。どちらが良いでしょうか?

電車の側面までキレイに撮れてている作例②の方がよさげに見えませんか?

車両基地公開イベントではアングルが限られるので難しいですが、可能な限り側面まで写してあげたほうが見栄えが良いですね。

<対策のポイント>

・可能な限り側面が写り込むよう位置取りに気をつける(電車の顔が3、側面が7くらいがベスト)

・側面が写り込む構図にすると人が入りやすくなるが、人が減るタイミングを待つ

 

ポイント4:車両が切れないように気をつけよう

車両基地公開イベントではたくさんの写真を撮るため、1枚1枚が雑になりがちです。

あとでよく見ると足回りが切れていたり、パンタグラフが切れていたり…後々後悔することに

足回りが切れてしまている写真

足回りが切れてしまている写真

<対策のポイント>

・1枚1枚丁寧に撮り、切れてしまっているものがないか撮影後確認する

 

ポイント5:明るさに気をつけよう

車両基地公開イベントは屋内で写真を撮ることが多くなります。写真の明るさに注意して撮りましょう。

暗すぎる写真

暗すぎる写真

<対策のポイント>

・シャッタースピードを下げる(ただし手ブレ・被写体ブレに注意)

・絞る(F値を下げる)

・感度を上げる(ノイズが増えるので注意する)

最後に

今月もまだまだ車両基地公開イベントは続きます。ぜひいろいろ行ってみてはいかがでしょうか?

鉄道の秋!車両基地公開イベントの日程をまとめてみました。(11月上旬編)




2件のフィードバック

  1. 774カメラマン より:

    もっとマナーを守るとか譲り合うとか、奇声罵声を上げないとか鉄道マニアが出来ていない事をポイントにした方がいいのでは?

  1. 2017年11月13日

    […] こちらの記事を参考にしてください(車両基地公開イベントの写真で気をつけたい5つのポイント) […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。