2017冬ダイヤがスタート

ヨーロッパの鉄道では年2回ダイヤ改正が実施されています。今年の冬ダイヤ改正は12月10日でした。いくつかの話題が取り上げられていたので紹介します。

JR東も出資している「West Midlands Trains」「London Northwestern」が営業開始

12月9日まで運転されていた「London Midland」に変わって、フランチャイズが交代しJR東や三井物産がマイノリティー出資をしている(メインの出資者はオランダ国鉄子会社のAbellio)「West Midlands Trains」「London Northwestern」が営業を開始しました。日本の報道ではダイヤが正確にという報道が多いですが、あくまでマイノリティー出資なので、影響力が及ぼせる範囲は…です。

このLondon Midland塗装も見れなくなる

ニュルンベルク〜エアフルトの高速新線開通により、ミュンヘン〜ベルリンの所要時間が大幅短縮

ニュルンベルク〜エアフルトの高速新線が開通し、ミュンヘン〜ベルリンの所要時間が4時間以内に大幅短縮されました。以前は6時間以上かかっていましたが、4時間であれば列車での移動も苦ではないでしょう。

私も今年夏にベルリン〜ニュルンベルク間を乗りましたが、5時間くらいかかり完全に苦行でした…

 

 

 

ICE4が通常運用を開始

新型ICEであるICE4が通常の営業運用を開始しました。先行試験運用として、ハンブルク〜ミュンヘンに一部約1年ほど前から運用はされていましたが、本格的に定期運用に導入されたことになります。今後ICEサービスの拡大やICE1の置き換えにも増備されるようです。

 

先行試験運用に入っていたICE4

フランクフルト(ドイツ)〜ミラノ(イタリア)間の直通運転「Eurocity-Express(ECE)」が運転開始。

今までバーゼル(スイス)〜ミラノ(イタリア)間を結んでいたEurocityが延長され、フランクフルトから運転されるようになりました。所要時間は6時間以上かかるようですが…再び直通で移動できるようになったようです。(以前は夜行列車が直通していてフランクフルト市内(停車したのは中央駅ではなく南駅だったかもしれません…)からミラノへ乗り換えなしで移動できたはずですが、現在は廃止になっています。)

 

使用されるETR610




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