ラッピング列車は標準レンズで撮りたい(鉄道写真の撮り方・工夫)
今日のお話は「ラッピング列車の撮影」がテーマです。「ラッピング列車」というとみなさんはどんな電車を思い浮かべますか?
まぁ今回はラッピング列車の撮影の時に気をつけたいポイントを考えてみました。
さてラッピング列車では、側面などにキャラクターなど何かしらの装飾が施されます。そのため「ラッピング列車を撮る」ときはぜひ側面がわかるように撮りたいものですよね。ということで標準レンズで撮った作例と望遠レンズで撮った作例を比較してみます。
(1)作例1 53mmくらい 標準レンズで撮影
(2)作例2 35mm換算約200mm強の望遠レンズで撮影
2枚の写真、実は撮影地が若干異なるのはご愛嬌かつ、2枚目はラッピング列車ではないのですが…
側面の「SEMBOKU」のロゴが1枚目の写真はよく読めるのに対し、2枚目は全然読めないですね。もし2枚目の列車がラッピング列車だったとしても側面はあまりよくわからないことが想定されます。
それに対して1枚目はどうでしょうか?
架線の影邪魔じゃない?という指摘はおいておくと、ラッピングされているキャラクター「和泉こうみ」の様子もよくわかりますね。
今回はほぼ同じような立ち位置から撮りつつレンズが広角か望遠かの違いですが、線路から離れることで広角に近い感じになるので、線路から離れて撮るのも手だと思います。
結論
ラッピング列車は「広角や標準レンズで撮って側面が写る」方がラッピング列車を撮るという観点では良いことは理解していただけたかと思います。皆さんもラッピング列車を「広角で撮って」、トピックス(新しいラッピング列車がデビューした時とかにはぜひ投稿お待ちしております)やTrain-Directoryに投稿してみてください。
※望遠で撮って投稿いただいてもラッピング列車の記事ではラッピングされていることがよくわからず、掲載できない場合があります
53mmは広角レンズではありません
標準レンズです
写真の最も基本的なこともわかっていない人間が写真を語るとは笑止千万