世界遺産の鉄道「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」に紛争の危機
世界遺産の鉄道「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」が危機に直面しているそうです。
今、ダージリンエリアでは、「グルカランド独立運動」が激化しています。その紛争の中で、「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」の駅舎も燃やされたというニュースも入ってきています。
世界遺産センターでは「世界遺産が危機に瀕している」ということで懸念を表明し動向をチェックしているようです。
Gorkhaland agitation: World Heritage Center concerned over Darjeeling Himalayan Railway
Darjeeling: GTA office, railway station set on fire on 29th day of Gorkhaland agitation
Railway office, police outpost, library set ablaze in Darjeeling
現在運行も停止しているようで、夏休みに旅行を計画している人は注意した方が良さそうです。なお、ダージリンティーも
ちなみにこのエリアは季節風の影響を考えると、夏に行くのはあまりおすすめできません。行くなら日本の冬の時期に行きましょう。。。
ダージリンヒマラヤ鉄道って?
紅茶で有名なダージリンに向かうことができる鉄道で、ニュージャルパイグリ(NJP)からダージリンまでを結ぶ山岳鉄道です。SLが現役で運転されており、「インドの山岳鉄道群」として世界遺産に登録されています。筆者が訪れた2012年8月には、モンスーンの影響でニュージャルパイグリ側が不通となっており、ニュージャルパイグリからダージリンまで乗り合いタクシー?みたいなもので向かい、ダージリン周辺のみで乗ることができました。
ダージリンヒマラヤ鉄道への行き方
平和にならないと行けないと思いますが、日本からコルカタ(カルカッタ)に飛び、コルカタから夜行列車(列車名:ダージリンメイル等)でニュージャルパイグリへ移動することで行くことが出来ます。なお、この夜行列車はスリが非常に多いことで有名で、世界一周旅行者もここで盗まれたという話をどこかのブログで見ました。コルカタにはキャセイドラゴン航空(香港乗り継ぎ)やエアアジア(クアラルンプール乗り継ぎ)やタイ国際航空(バンコク乗り継ぎ)が飛んでいるので、そのあたりで乗り継いで行くのが無難かと思います。コルカタには路面電車もあるので是非行ってみることをお勧めします。私は、エアアジアで行きました。。。