今話題の出国税、イギリスでは電車を使うことで節税出来るって知ってましたか?
観光関連の支出のため、飛行機や船での出国時に課税する制度を導入することが話題になっています。実際にヨーロッパなどでは導入されていて、イギリスではベラボーに高い出国税が有名です。
実際の支払金額は現地通貨ですが、イーツアーに円換算の一覧表があるので紹介します。
イギリスのヒースロー空港からEU外へ出国する場合、「AIR PASSENGER DUTY」が9540円ほど、「P.S.C」が3410円、「旅客サービスチャージ」が3080円で合計16000円ほどかかります。
それに対して、パリの場合、「CIVIL AVIATION TAX」が1170円、「P.S.C. 」が2250円、「AIR PORT TAX」が1420円、「AIR PASSENGER SOLIDARITY TAX」が670円、で合計5500円ほどです。ベルギーの場合は3900円の「EMBARKATION TAX」が3900円のみです。(一部漏れ等あったら申し訳有りませんが、大枠でヒースローと差額があることを認識頂ければ…と思います。)
イギリス〜パリやベルギーへはユーロスターで1万円程度で移動できますし、最安のチケットを入手できれば6000円程度で移動できます。
つまり、ロンドンからの出国税とのパリやブリュッセルからの出国税の差額以下で移動でき、節税できます。
時間がある方は、ロンドン行くときには、帰りをパリやブリュッセル発の航空券にすることで、節約してみてはいかがでしょうか?
航空券予約サイトのサプライス(Surprice)などでは、チケットを検索するときに、「周遊」を選択し、都市を追加し、都市1にロンドン、都市2にパリなどを入れ、「この区間は飛行機で移動しない」にチェックを入れて検索すると、上記の節約ルートで旅ができ、このような航空券をオープンジョーと言います。
「東京→ロンドン、パリ→東京」という形で購入する往復チケットということになります。
サプライス(Surprice)では、このようにニーズにあった航空券の購入が可能です。
> ベルギーの場合は3900円の「EMBARKATION TAX」が3900円のみです。
ブリュッセルの空港の場合、行くまでに空港鉄道整備費EUR 5.25を徴収され、空港から鉄道で出る場合も… 計EUR 10.50
ttp://www.belgianrail.be/en/travel-tickets/tickets/diabolo-fee-to-airport.aspx
ですので、3900+1300=5200円程度に。
なお、ブリュッセルの空港にはバスでも行けますが、空港線は特別料金ですので… (ブリュッセル近郊1日券から除外されています。)