ハバロフスクの子供鉄道
子供鉄道…そう聞いて遊園地の遊具にある列車を思い浮かべる方も多いと思いますが、旧ソ連圏の国では違います。
子供鉄道 (露: Детские железные дороги(ДЖД)、ローマ字表記DZhD) とは、主に旧ソビエト連邦を中心とした社会主義諸国に見られる、少年少女 (ロシア連邦では8歳から15歳) たちが鉄道を専門的に学習するための補助教育機関である。子供鉄道の主な構成要素は、若い鉄道員たちにより、通常は夏のあいだ運営される狭軌の鉄道路線である。子供鉄道では、1年の残りの期間は子供たちの理論教育がおこなわれる。子供鉄道は原型となる鉄道に極力似せようとすることが試みられている。そのため子供鉄道ではなるべく本物の鉄道と同じ設備が用いられ、その運行上の規則も、一般に使用される鉄道のものに可能な限り近づけられている。
つまり、本物の鉄道に近い設備を使った教育期間となっています。日本から一番近いところだと恐らくハバロフスクにあります。
行き方はハバロフスク駅前から13系統のバスに乗り、「子供鉄道」というバス停
でおります。
観光列車みたいな感じで夏季であれば乗ることが出来ますので、ハバロフスクに行った際には是非行ってみましょう。
ハバロフスクには路面電車もあり、鉄道的にも面白い街となります。
ハバロフスクへの行き方
成田から週2日ですが直行便が飛んでいます。
成田 14:35→ハバロフスク 18:25 火曜・日曜 S7 568便
ハバロフスク11:55→成田 13:35 火曜・日曜 S7 567便
S7航空というワンワールドアライアンスメンバーの航空会社が飛んでいます。週2便なので、片道はウラジオストク行きにして、ウラジオストクとハバロフスクはシベリア鉄道の夜行列車「オケアン号」を使うと良いでしょう。