2020年10大ニュースを考える
セカトレサーベイでノミネートを選ばせて頂いた2020年10大ニュースですが、単純に人気投票にすると特定のエリアに偏ったりする(人口に偏りがある以上…仕方ないですが)こともあり、Nanohanaの独断で選ばせて頂くことにしました。
なお、2020年の記事は4691件(予定)でした。
10位:富山地鉄とライトレールの合併、直通運転開始
2020年3月21日、元々はJRの富山港線である旧富山ライトレール富山港線(現 富山地方鉄道富山港線)と富山地方鉄道の市内電車が直通運転を開始しました。長年の構想がようやく実現しました。
関連トピックス:
9位:JR東日本のキハ40が小湊鉄道へ
2020年5月18日〜19日にかけて、郡山総合車両センター所属であったキハ40 2026とキハ40 2021 が小湊鐵道へ譲渡のため、郡山→大宮→蘇我→千葉貨物の経路で甲種輸送されました。元只見線のキハ40系列で譲渡されたのはこの車両だけでしたが、今後の動向が注目されます。
関連トピックス:
【JR東】キハ40 2026 + キハ40 2021 小湊鐵道へ譲渡甲種
【小湊】キハ40-2021、キハ40-2026小湊鉄道譲渡陸送
8位:東急8500系8606F廃車に
2020年5月11日、長津田検車区所属の田園都市線用8500系8606Fが長津田車両工場まで廃車回送されました。8500系で行き先表示が幕で原型に近い編成が消滅となりました。今年は2020系が大量導入され、8500系の多くが置き換えられました。
関連トピックス:
7位:251系引退
2020年3月13日で、251系による特急「スーパービュー踊り子号」および「ホームライナー小田原23号」「おはようライナー新宿26号」が運転を終了しました。スーパービュー踊り子として使用されていた251系は運用を離脱しました。全車解体されています。
【JR東】251系「スーパービュー踊り子号」「ホームライナー小田原」など運行終了
6位:N700Sデビュー
2020年7月1日より新型新幹線車両N700Sが営業運転を開始しました。初日はJ1編成がのぞみ1号より営業運転を開始しています。N700Sの営業開始に合わせて、N700系の廃車も本格化しています。
関連リンク:
【JR西】N700S H1編成(JR西のN700S 1本目)陸送
5位:横須賀線・総武快速線E235系1000番台デビュー
2020年12月21日、横須賀・総武快速線用E235系1000番台(F-01+J-01編成)が営業運転を開始しました。E217系の置き換えが本格化していくことになります。
関連リンク:
4位:近鉄ひのとりデビュー
2020年3月14日より、近鉄80000系「ひのとり」が大阪難波〜名古屋を結ぶ名阪甲特急として運転開始しました。特急「ひのとり」は特急「しまかぜ」以来の近鉄新型特急となります。
参考リンク
3位:武蔵野線用205系引退
2020年10月19日、武蔵野線にて最後まで活躍していた205系ケヨM20編成が、本日の01E(新習志野→府中本町→新習志野)の運用を以て運用を離脱しました。
関連リンク:
2位:JR東海から700系引退
2020年2月29日および3月1日に、700系を使用した団体臨時列車が運転され、新型コロナウイルス感染拡大もあり最後の運転となりました。JR東海の700系は引退し、JR西の700系も定期運用はなくなりました。
関連リンク:
1位:新型コロナウイルス感染関連の対策を鉄道各社が実施
2020年はコロナウイルスの話題一色の一年でした。テレワークの普及、公共交通機関への忌避等の広まりもあり、減便ダイヤ等が多く実施され、それも恒久的なものに移り変わりつつあります。
今後の鉄道は縮小の方向へグッと近づいてしまったのは事実ではないでしょうか?
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まとめ
今年は感染症の話題で持ち切りとなってしまった1年間でした。2021年はどんな1年になるでしょうか?