チェコには鉄道にもLCCがある!RegioJetを紹介
みなさんは「LCC ローコストキャリア」と言われたら何を想像しますか?まぁ普通は飛行機ですよね。
ヨーロッパでは鉄道にもLCCがあります。今回紹介するのはチェコ、スロバキア、オーストリアを走るLCC「RegioJet」の紹介です。
RegioJetとは?
RegioJetとは、チェコのブルノに本社があるチェコの旅行代理店から始まったバス会社「StudentAgency」が運営している私鉄で線路は持たず車両とダイヤだけを持っています。
線路はチェコ鉄道(České dráhy)やオーストリア連邦鉄道(OBB)などから借りています。要は上下分離方式を取っています。鉄道施設管理会社から列車の運行枠を買い取って運営されている形になっています。
日本で言えば、JR東日本の線路を借りて、東京〜仙台間をウィラーエクスプレスが走らせるようなイメージですね。
列車の紹介
真っ黄色!です。目立ちますね。RegioJetの列車は多くが客車列車で、Vectron(Class193)やTRAXX(Class386)が牽引します。
車内の紹介(ビジネスクラス)
こちらはビジネスクラスで30ユーロ強程度でウィーン〜プラハ間(4時間)を移動できました。いわゆるチェコ鉄道やオーストリア連邦鉄道の看板特急「RailJet」でも所要時間はほぼ同じで、30ユーロ強程度では2等車にも乗れないことがしばしばです。部屋は4人部屋で飲み物とお菓子が付属します。
車内の様子 リラックスクラス
リラックスクラスはビジネスクラスの3分の2くらいの価格ですが、普通の列車の1等くらいの感覚です。
エコノミーは10ユーロ台前半でウィーンプラハ間4時間程度を移動できるようですが、私は乗ったことがないのでわかりません。というかこの値段なら普通にリラックスかビジネスクラスですね…
驚きの車内販売価格
RegioJetがすごいのは座席の値段だけでなく、車内販売の食べ物などが激安なこと。
チェココルナは5円くらいですが、90コルナでお寿司が食べられたり、フルーツミックスが40コルナで食べられます。そして結構美味しいです。
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出発のプラハ本駅も立派です
RegioJetとはあまり関係ありませんが、プラハ本駅の駅舎は写真のように立派です。写っている青色の客車はチェコ鉄道の客車列車です。
プラハはとても素敵な街です。
プラハはとても素敵な街です。こんな素敵な景色からインスタ映えしそうな飲み物が飲めます。
また、世界一景色が素晴らしいスターバックスコーヒーもあります。
ぜひみなさんもプラハに行く際には、ローコストキャリアの鉄道の「RegioJet」に乗ってみてくださいね。